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【レッスンレポート】火曜日のレッスン風景より

  • crecerpiano
  • 6月23日
  • 読了時間: 3分

🎹導入期のレッスンについて、火曜日の藤井先生のレッスンにお邪魔しました。

私たちのレッスンの雰囲気や、講師の想いなど、温度感が伝われば嬉しいです。

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🍀 私たちピアノ講師は生徒の方々が音楽を心から楽しみ、ピアノを弾ける喜びが生涯、心に幸せを齎すものになって欲しいという思いで日々レッスンをしています。

導入期のレッスンは、ピアノを弾く姿勢や音の出し方の指導から始まり、生徒さんが成長・上達するに連れて、音により感情や情景を表現して、聴き手に伝わる演奏ができるようになることを目標に進めています。 ピアノを美しく奏でるためには、良い音、美しい音を聞き分ける耳👂を育てることが最も重要ですが、「耳」のお話はまた別の回でいたします。


そして、音楽を身体で体感したり、楽譜に記された様々な情報を読み解く力を、より早く身に付けるために、ソルフェージュ(楽譜の見方、音の読み方、歌、リズム、音符の種類、和声感覚、表現の方法など)をレッスンに取り入れています。 生徒さんがピアノを始めるご年齢、また学校やご家庭での音楽経験、生徒さんの性格等によって、使う教材や進度は異なります。そのため講師が1人1人に合わせてセレクトし、レッスンを進めています。

レッスン風景
レッスン風景

例えば最近ご入会された小学校低学年の生徒Eさん。 教材は《バーナム ピアノ テクニック ミニブック》、《オルガン・ピアノの本1》、《4才のリズムとソルフェージュ》、《ソルフェージュ ドリル1》を使用中。 Eさんは体験レッスンの時からドレミの楽譜が読めて、2段の片手の曲はすぐに弾けました。 そのため、初歩の「ド・レ・ミ〜」の音を覚えるところは難なくクリアし、《バーナム ピアノ テクニック ミニブック》と《オルガン・ピアノの本1》もスイスイ進んでいます。


今後、Eさんが教室に慣れた頃には、曲も進み、強弱をよりはっきりと付けられるように鍵盤のタッチの練習をしたり、自分の出す音で感情の表現をしたりと、より音楽的な指導に進みたいと思っています。 《4才のリズムとソルフェージュ》は、正確なリズム感覚、テンポ感覚を身に付け、素早く音符を読み、正しい音程を理解するための練習に欠かせません。


また、《ソルフェージュ ドリル1》を併用しており、こちらは楽譜を読み解く力を習得するための手助けとなります。 ピアノの導入期のレッスンは30分ですので、時間内でソルフェージュとピアノの両方に十分に時間を取ることはどうしてもできません。そのため、お家での予習・復習は必ずしていただいています。


毎日ピアノの前に座り、レッスンで習ったことをおさらいし、宿題に取り組む。

そして次のレッスンで先生に質問することを明確にしておく。 このような習慣を、ゆっくりのペースでも良いので、導入期に身に付けられれば、初級・中級・上級〜と、スムーズに階段を上がっていけるのではないかと思います。

そこで養われる集中力や継続力、探究心、分析力、質問力等はピアノのレッスンだけでなく、勉強や生活の中でも大いに役立ちます✨


ここまで導入期のレッスン内容についてお話いたしましたが、1番大事なことはやはり生徒さんがピアノを弾くことが楽しい!嬉しい!ワクワクする!と心から思えることだと私は思います。


レッスンも宿題も真面目に取り組んでいるEさん、いつもニコニコレッスンに通ってくださり、とっても嬉しいです!☺️

私たちは、導入の大事な時期に、生徒さんや親子さんとの信頼関係を築くことを大切にし、ピアノが楽しい!レッスンが楽しみ!と思って教室に通っていただけるように心掛けて、これからも全身全霊でレッスンを続けて参ります!


(文: 藤井るか)

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