みなさん、こんにちは。
江東区大島のCRECER(クレセール)ピアノ教室です。
今日は、ピティナステップにご出場されたみなさんのレポートです。
【ピティナ・ピアノステップとは】
ステップ(ピティナ・ピアノステップ)は、ピアノを学習するみなさんのピアノライフを充実させ、応援するために、より多くの舞台をご用意したいとの想いから生まれたステージです。全国で年間を通して600地区で開催されており(2018年度実績)、どなたでも参加できます。経験豊富なピアニスト・ピアノ指導者である3名の「アドバイザー」が、あなたの演奏を聴いて直筆でメッセージを贈ります。(ピティナHPより抜粋)
最年少は4歳の生徒さんから小学校高学年の生徒さんまで10名が出場され、来月に行われる発表会のリハーサルとして、発表会の演奏により磨きをかけるために早い段階から練習を重ねてきました。
まずご紹介するのは、Y君とSちゃんの年中さんコンビ&小学生のSちゃん💕
3名とも経験年数と比較して難しい曲にチャレンジしました。
頑張ってきたところを高評価頂いて嬉しい!!&もっとよくなる点をアドバイスを直筆で審査員の先生方から頂き、課題点もはっきりしてきた3名。
※自由曲部門は「参加証書」
※課題曲部門は「合格証書」となります。
特に小学生Sちゃんは、ステップやコンクール参加が5回目!ということもあり、会場でお名前を呼ばれて「継続表彰」も受けました💕
みなさん、おめでとうございます!!

お母様からは
・親の方が緊張してしまいましたが、小さいながらも一人で舞台に出て、いつもの様に演奏できたことは安心を超えて感動しました。
・ちょっと間違いもあったけれど、それも良い経験になりました。失敗に負けない、次につながる演奏ができてよかったです。
などご感想をいただいております。
ステップの特徴でもある、ピアニストや有名なピアノ指導者から直筆のアドバイスシートを頂くことができるので、発表会までのあと2週間でアドバイスを取り入れてさらに演奏に磨きがかかることでしょう。
ステージではお一人お一人が驚くほどの集中力を見せてくださり、年少さんも堂々とステージに上がり、お辞儀をしてピアノに向かう姿勢は感無量!😭
お子さんの成長のスピードには毎回感動いたします。
この日のためにレッスンで取り入れてきたことは、、、
①ステージ上での歩き方
②ステージ上でのお辞儀の仕方
③ステージ上でのお椅子の座り方、降り方
④ただ弾くだけではない、ワンランク上の演奏。
・音の方向性
・左右のバランス
・和音のバランス(お耳をよーく使って!)
・フレーズごとの弾きわけ
・フレーズの最後まで気を抜かずにまとめあげる
などなど、多岐に渡ります。
ただ弾く。だけならここまでレッスンで取り組むことは少ないと思います。
しかし、ステップや発表会、コンクールといった「ステージ」は自分だけではなく、お客様に聴いて頂くための準備と責任(時には結果)が生じます。
お子様には準備と責任の全てが分からなくても、「特別なもの。スペシャルな演奏」を小さな頃から経験することによって「舞台に乗せる演奏ができるお子様」へと育って欲しいと、私たちはこの様なステージに繋がる企画を活用しています。
「1回のステージ経験は100回の練習に勝る」と有名なピアノの先生がおっしゃっていましたが、ステージを経験したお子様は、経験前と比べて
・練習量が増え
・自信がつき
・シャキッと
・耳をよく使った演奏で
・強弱に富んだ
・安定感のある
一般的に「お上手」と言われるお子様に効率よく育っていくのです。
また、お子様を支えるお母様・お父様も
・演奏上気をつけるべきポイント
・フレーズの処理
・左手の音量と内声のバランス
などの「音楽のルール」をレッスン中にお子様と一緒に学ぶこととなり、保護者さまも「耳が鍛えられ」レベルアップをされます。
より充実した家庭練習となることは想像に難くありません。
こうして、「舞台」と言う目標に向かって楽曲に対する深い理解が上達度の向上につながり、より充実した家庭練習へとスパイラルアップしていきます。
コンクールやステップに出るお子様は上手だから出る。
のではなく
お上手なお子様は、コンクールやステップに出るから上手になる。
方がしっくりくるなあ。とよく感じます。
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