みなさん、こんにちは。
江東区大島のCRECER(クレセール)ピアノ教室です。
8月17日よりすでにスタートしております、ピティナの全国決勝大会。
都内各地の憧れのホールで熱演が繰り広げられております。
昨日は連弾中級A、連弾中級Bが初台のオペラシティにて開催され、
お教室からは山下順一朗君、山下宗一郎君、上石田愛俐さんが出場しました。
すでにルーチン化されていますが、朝から指を起こす練習をし、合わせ練習、ビデオを撮って確認→間違いや音の凹凸が無いかをチェックし、音のイメージが遠くまで届くかを緊張感が高まる中で最終確認を行います。
ドキドキの反面、全国決勝大会で演奏できる喜びも感じている3人。
周囲の大人たちは過度な緊張や浮ついた気持ちや態度の軌道修正に終始力を注ぎます。
会場の雰囲気は本選とは異なり、ピリピリしたムードから笑顔や話し声が溢れる雰囲気で、「全国決勝大会」の垂れ幕の前で記念撮影をしたりと和やかなムードです。
晴れの舞台を出場者(とその親御さん&先生方)一人一人が楽しんでいる。そんな言葉が似合います。
とは言え、全国大会に出たことがゴールではありません。
憧れて憧れて、行きたくて行きたくて、練習して練習して練習したその先にある、運をも味方につけてやっと掴んだ全国決勝大会での舞台で、どれだけ自分たちの積み上げてきた演奏を「楽しんで」披露できるかにかかっています。
受付が終わるとご本人たちはもちろん、周囲の大人たちの緊張も高まり、態度こそ冷静ですが、頭の中は「◎△✖️⬜︎※⁑∂』ともうとっ散らかりまくりです。(テヘ)
本番直前には
「さあ、行っておいで!」
「頑張ってね!」
「いい音、カモーーーーン!」
「今までやってきた事は頭と体に入っているはず。あとは楽しんで弾いてきてね!」
と周囲は励ます事しかできません。
最高にもどかしく、祈ることしかできません。
演奏が終わり、舞台から笑顔で帰ってきてくれることを願うしかできないのです。
(ここが本当に辛いです)
演奏が始まると1曲が何時間にも感じます。
「間違えないでくれ!」
「よし!できた!」
「次、抑えて!」
「二回め変えて!」
「次、出せ!いけ!よっしゃあ!」
「早く(このまま無事に)終わってくれーーーーーー!
と演奏中は今までの練習内容が走馬灯のように駆け巡ります。
もう、演奏後のお辞儀の時には「灰」です。
幸い、3人とも笑顔で舞台を降りてきてくれました。
この笑顔に会いたいがために、毎日サポートしているのかも知れませんね。
さあ、今日入れてあと二日間。
三日間毎日コンクールという幸せで過酷なスケジュールを乗り切っていこうぜ!!
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