みなさんこんにちは。
江東区大島のCRECER(クレセール)ピアノ教室です。
去る2月11日(祝)に江東文化センターホールにおきまして、CRECERピアノ教室第4回発表会を行いました。
新型コロナウィルス感染症の対策という例年に無い状況下ではございましたが、生徒さんを始めご両親様、ごきょうだい、観に来ていただいた方々お一人お一人が感染予防行動にご協力くださり、無事に終演を迎えることができました。
この場をお借りしまして、お礼を申し上げます。
本日は発表会レポート①として、舞台裏をご紹介いたします。
生徒さんの演奏や画像についてご紹介したい気持ちが抑えられないのですが、現在カメラマンさんに画像のチェックをして頂いているところです。届き次第、ご報告いたします。
発表会をイメージした時に、パッと思い浮かぶのはドキドキの演奏風景かと思いますが、実は舞台裏の動きを知っておくとより発表会の「成り立ち」がわかり、さらに面白さや温度感が伝わるのでは無いか?と思います。ぜひ読んでみてください。
まず、朝一番の調律です。
当教室の発表会はお昼から開始されます。なぜお昼か?それは午前中にガッチリ調律を入れているためです。
調律は2時間半ほどかかるため、ホールを終日予約し、その内午前中は調律の時間として確保します。調律したてのフレッシュな状態で、皆さんをお迎えします。

そして調律の合間に、受付ブースの設営、カメラマンによる位置確認、記録用ビデオの設置、お花屋さんから届くお花の位置決め、舞台さんとの打ち合わせ、照明やブザーの鳴らす時間設定、マイク設定、お弁当屋さんの対応、楽屋の確認などを次々とこなします。


調律が終わると、ビデオの録音レベル(大きな音ですと音声が割れてしまう)の調整です。爆音担当の山下兄弟がfffで音出しをして録画に支障がないかを確認します。あら、三原先生によるご指導が飛んでおりますね。🤣

ピアノは持ち運べる楽器ではありません。お教室のいつものピアノとは勝手が違い個体差が大変大きい楽器です。調律師さんもペダルの角度まで可能な限り最後まで調整します。(爆音直下でちょっと心配)
さらに福井先生と山口先生のリハーサルを実施。ピアノソロではなく、伴奏+お歌の講師演奏もCRECERピアノ教室ならでは。毎年大変人気のあるステージです。福井先生はマスクをしながらでもたっぷりとした声量で、見ていなかったらマスクをしているのか分からないです。リハーサルの段階でも大変な熱量を感じます🔥。

スタッフ打ち合わせも実施します。
士気を高めるだけでなく、生徒さんの安全があってこその発表会であることを全員で再確認。 スタッフが持っているプログラムは、レッスン中に計測したお一人お一人の演奏時間が分刻みで落とし込まれ、譜面台や椅子の交換などまで全てが落とし込まれた特別仕様です✨

全員が持ち場につき、いよいよ開場です。
感染予防行動として、今回は小グループ制での発表会を企画しました。
体温計測、名簿の作成、発表会についてのご説明を経てホールへご案内します。


生徒さんが集まり、演奏が始まります。
ドキドキの舞台袖はこんな感じ↓です。距離を取りながら最後まで楽譜をチェックしたり、先生の励ましの言葉で奮い立つ生徒さん。
小さな生徒さんも順番通り、きちんとお喋りせずに待っておられ、精神的な成長を感じます。素晴らしい!

グループごとの入れ替え時間には椅子など、手に届くところを消毒します。

グループの最後はお待ちかねの「講師演奏」。
どんな色のドレスかな?どんな曲を演奏するのかな?生徒さんはドキドキワクワクの瞬間かと思います。
「みんなよくがんばった!今度は先生の番だよ。みんなしっかり聴いていてね!」
普段教えて頂いている先生が、正装してのガチ演奏。ロールモデルとして、身近なプロ演奏者として先生方の存在は大きなものです。生徒さんも誰一人騒いだりせず、しっかりマナーを守って先生の演奏を聴き入っておられました。



舞台袖からの舞台ショットもどうぞ!

このような流れで全100曲を超える演奏がホールを響き渡る、贅沢な1日。発表会。
次回は生徒さんの演奏に迫ります。
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