江東区大島のCRECER(クレセール)ピアノ教室です。
先日2月11日(祝)に、第3回CRECERピアノ教室発表会を無事に終えることができました。ご来場の皆様より頂きました、数々の励ましのお言葉やお褒めのお言葉に感謝申し上げると共に、これからもスタッフ一同、精進して参りたいと思います。
そして何よりも、毎日毎日の練習を積み重ねて来たお子様たちに心より「良いステージだったよ!」とお伝えしたいと思います。本当によく頑張っていらっしゃいました!
お写真は今回もプロのカメラマンさんに依頼しました。
お写真が仕上がりましたら、お写真と共に改めて一日の様子をご報告したいと思います。
主宰挨拶でも申し上げましたが、
よくできた!/ちょっと失敗しちゃった。。のどちらでも「次につながるヒント」がたくさんあります。
よくできた!と振り返るお子様・ご家族は、来年も同じ結果となる様に引き続き練習を重ねられると思います。
ちょっと失敗しちゃった。。と振り替えられたお子様、ご家族様はいかがでしょうか。
・もっと練習しておけばよかった
・いつもと違うところを間違えた
・忙しくてなかなか練習に付き合えなかった
・大勢の前で失敗してしまった。恥ずかしい!
・緊張で折角練習してきたところが抜けてしまっていた
・ピアノが弾きにくかったからうまく弾けなかった
などなど、思うところは多々あると思います。
しかし!そのままにしていたら、また同じことを繰り返す可能性が高いので
どうしたら次はうまくいくか?を考えると、お子様のピアノは上達します。
・もっと練習しておけばよかった
→なぜできなかったのか。しなかったのか。を考えてみることからスタート。
・いつもと違うところを間違えた
→あるあるです。悔しいですよね。意識の薄れや甘くみていたということはないですか?
→いつもと違うところを間違える可能性がある。ということを知っているだけでも次回に変化が出てきます。
・忙しくてなかなか練習に付き合えなかった
→子どもの時間のコントロールより、大人の時間のコントロールの方が難易度は低いです。ストレスも減ります。大人が変われば子どもも変わります。ぐっと堪えてまずは時間の捻出の余地が本当にないのか?優先順位はこれで良いか?を検証しても良いと思います。
もし本当に余地がないのであれば、1年前から発表会は決まっているので、長期的に無理なく取り組める策を考える。も手です。
・大勢の前で失敗してしまった。恥ずかしい!
→この失敗は大変貴重です。悔しさを知っているお子様は何倍も強くなります。
次はどうしたらうまくいくか?を考える動機付けが一番しやすいシンプルな理由です。
→気を付けたいのは「もう嫌だ。どうせできない。」につながってしまうことです。これは、ピアノだけでなく勉強や運動などにも共通し、逃げる癖をつけてしまうことになりかねません。なぜ嫌なのか、なぜできないと考えてしまうのかを突き詰めてみると、「練習不足で弾けないだけ。」など意外にシンプルな理由だったりしますので、この機会にお話されてみても良いと思います。
・緊張で折角練習してきたところが抜けてしまっていた
→こちらもあるあるです。ピアノは記憶力との勝負です。いかに覚えていられるか?
がお子様時代のピアノの上達を左右します。
→ただ繰り返し弾く練習から、考えて弾く練習にシフトすると効果的です。
悪い例)今日は10回くり返して弾こう。
→くり返し弾くことがゴールとなっており、欠点を直す練習になっていません。
→さらに下手になる練習、嫌々やらされる不毛な練習につながります。
良い例)今日はミスなしで10回連続できるまで弾こう。
→まず、ミスがなくなります。
→子どもは練習回数を減らしたいので、必死にミスしない様に考えるようになります。
→不人気ですが効果絶大な「ゆっくり練習」を自らする様になります。
・ピアノが弾きにくかったからうまく弾けなかった
→ほとんどの方は、練習し慣れたピアノを毎回持ち歩けません。
なので、会場のピアノに合わせることを学ばねばなりません。
さらに、お子様のコンクールでもリハーサルがあることはほとんどありません。
会場のピアノは選ぶことができない。という事を知った上で演奏会に臨む必要があります。
→大人がこの話をすることで、子どもは「失敗が自らが招いたものではなかったんだ」と本来振り返るべき点が見えず次への上達チャンスを逃すことになります。
→他のもののせいにするのは簡単です。
変えられるものと変えられないものを見極め、変えられる点は事前に対策を打つお父様、お母様を見てお子様も同じ様に行動されるのではないでしょうか。
発表会での思い出は、家族全員の思い出です。
「年中さんの時、この曲弾いたね」
「1年生の時、なかなか曲が仕上がらなくて苦労したよね〜笑」
「左手がどーーしてもできなくて、悔しくて泣きながら練習したっけ〜」
など、何年経ってもお子様もご家族様もよく覚えていらっしゃると思います。
それだけ舞台への準備をして、特別な思いを持って演奏しているのです。
ですからどんな結果であれ、次へつながるステップにとお考えいただきたいと心より願っております。
Comments