みなさん、こんにちは。
江東区大島のCRECER(クレセール)ピアノ教室です。
今日は調律レポートをいたします。イエイ!
当教室では年に3〜4回の調律を行っており、今回は夏の調律を行いました。
一度に3台を調律しますので、朝から夕方まで丸一日(!)かけて丁寧に音を整え、コンディションのチェックをお願いしています。
調律は、日本の名だたるホールのピアノを調整されている、ピアノテクノ渡部の渡部幹雄さんです!!
まずは1台目。ニューヨークスタインウェイM型の調律です。
ニューヨーク製の特徴として、艶消し塗装と腕木のフォルムが角張っていることはよく知られていますが、独自の進化を遂げたニューヨーク製はアクションも違えば、譜面台の作りも違います。
ニューヨークスタインウェイに合うように、このお部屋は遊び心とクラシカルな雰囲気をと思い、壁紙をカナリヤイエローにし、フロアランプはデコラティブなものを選びました。
続いて2台目。生徒さんが主にレッスンで演奏されるハンブルグ製スタインウェイ フルコンサートグランドピアノ(D−274)です。
何しろ3m弱の大きなボディですので、弦が長く表現力が大変豊かであることが知られており、世界の名だたるホールに常備されているピアノです。
コンクールの全国大会などのファイナルで使われることも多いです。
みなさんがいつも演奏する鍵盤の奥にある「アクション」を一つ一つ丁寧に調整してくださっています。
子どもたちが大好きなぴょこぴょこ跳ね上がるハンマーが見えますね。
鍵盤の奥は大変深く、テコの原理で打鍵のニュアンス(タッチ)が音にいかに影響するか?が実際に見るとよくわかります。
さあ、最後に3台目。先生が主に指導で使用するハンブルグ製スタインウェイB型です。
こちらは鍵盤が貴重な象牙🐘で作られているフレッシュな音が出るピアノです。
写真は一音一音確認しながらピッチを整えてくださっています。
1台およそ3時間ほどかけて、調律、整調、整音の3つの工程を経てメンテナンスされた3台のピアノ。
秋からはコンクールも開催される動きが出てきましたので、準備もバッチリ整いました。
キラッキラの音で生徒さんをお迎えしております!
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