みなさん、こんにちは。
江東区大島のCRECER(クレセール)ピアノ教室です。
今日は、大変参考になる小学校1年生のTちゃんのご自宅での練習をご紹介します。
お子様の集中力をうまく持続させつつ、気分転換ができるため、再度ピアノに向かうという「素敵なスパイラル」が出来る練習方法です。
<ポイント1>ピアノの自宅練習は「弾く」だけではない。ということ。
ピアノは何度も何ども弾く。というイメージが強いのですが、実は考える時間も必要です。
弾いて弾いて弾いて弾いて弾きまくることも大事ですが、それはテクニカルな部分を補うためのものです。
幼少期のピアノ学習は、楽譜を読む力やリズムを正しく理解する力が同時並行で必要です。
Tちゃんは、ピアノの合間に五線譜をプリントアウトし(無料サイトあります)、ト音記号やヘ音記号、音符の書き取りを行なっています。
ママ:「ミ」
Tちゃん:(ミを五線譜に書き込む)「はい!できた」
ママ:「ソ」
Tちゃん:(ソを五線譜に書き込む)「はい!できた」
と言うように、瞬発的に音符を理解するゲームもされており、譜読み力UP!!!
<ポイント2>ピアノから離れるが音楽のお勉強ができる仕掛け作り
ここで登場するのが「音符カード」や「リズムたたき」です。
ピアノの前から離れることによって、脳がリフレッシュされ、演奏とは違うアプローチで音楽を学びます=飽きにくくなります
「音符カード」はトランプ大になっており、ヘ音記号&ト音記号両方とも満遍なく覚えられるスグレものです。画像として音符をまるっと覚えてしまうため、小さなお子様でも無理なくトレーニングができます。
「リズムたたき」は、音価(音符の長さ)を考えながら左右の手で左右の膝をポンポン打ち、メトロノームを使って行います。
「1と2と」と声に出しながら行います。新しい曲に取り組む前に必ず行って頂きたい練習です。
この「リズムたたき」が正しくできると、曲が弾けるようになるのは大変早く、かつ、音価とテンポが正しく身につくので「美しい演奏」&「安定感のある演奏」となり、「あの子とっても上手〜✨」につながります。
以上のように、ピアノの前だけではなく、ピアノの前以外の練習や学習を組み合わせることにより、「よし、もう一回ピアノ弾いてみる」と再度ピアノに向かうようになりますよ。
ぜひご自宅での練習の参考にしてみてください💕