みなさま、こんにちは。
江東区大島のCRECER(クレセール)ピアノ教室です。
発表会も目前!ですが生徒さんの頑張りをご紹介いたします!
まずは、年中さんのS君。

S君はコンスタントに目標を決めて、今年度は3回のステップ(審査員やお客様の前でピアノを演奏するステージ)に挑戦してきました。
発表会も含めると年に4回のステージ経験を積んでおり、歩き方やお辞儀といったステージマナーが非常に堂々としており、他の生徒さんの良いお手本となる生徒さんです。
ステージ(お客様を前に舞台の上で一人で演奏すること)では、一歩出た瞬間より誰も助けてくれません。
いつも隣にいるママも客席から見ています。
先生もいません。
小さなお子様も、いつも頑張ってきた練習の成果をたった一人で出さなければいけないのです。
言い換えれば、小さなお子様がたった一人でも「お客様に聴いていただく演奏」ができるようになるのです。だからこそ、ステージ経験を積んだお子様は本番に強く、ここぞという時に力を発揮できるお子様に育つのではないかと考えています。
普段の練習では、いつものレッスン室で、いつものお洋服で、先生やお母様がそばにいる環境で演奏しますが、ステージではそうはいきません。
普段の練習と合わせてステージ経験を積むことで、ピアノ技術と本番強さ、勝負強さ、自分の足で一歩前へ出る力を兼ね備えたお子様へと成長していきます。
いくらピアノ技術が優れていても本番に緊張してしまい、普段の力を出せなかった。では元も子もありません。
緊張はどうしてもするものです。
緊張はどうやったらしなくなるか。ではなく、緊張に慣れる方がよっぽど効果的です。
ピアノは自分で楽しむことはもちろんですが、表現する喜びを知った子ども達は学校など人前で演奏をしたがる子が多くなります。
せっかく芽生えた自尊心や自信を、何かのアクシデントで失って欲しくない。と思う心は指導者も親御さんも共通しているのではないでしょうか。
「小さなころからステージなんて。。。」
「うちの子には早いわ」
と蓋をせず、せっかくの機会があればぜひチャレンジしてみて下さい。
入試でも就職でも昇進でも、人生にはチャンスが訪れる時が必ずやってきます。
その時に自信を持って、自らの手でチャンスを掴みとることができるお子さんに育って欲しいと願っております。